ナイロン製のバッグを使うと、特有のにおいが気になることはありませんか?
「バッグの中に何も入れていないのに、においがする」「中のものにまで臭いが移ってしまう」と感じる方もいるかもしれませんね。
ナイロン製品は軽くて持ち運びが楽で、耐久性も高いのでとても便利です。
お気に入りのナイロンバッグが臭ってしまうと残念ですし、使用するのをためらってしまいますよね。
この記事では、自宅で簡単にできるナイロンバッグの臭い対策をいくつかご紹介します。
洗濯が難しい場合でも効果的な方法もあるので、バッグを長く快適に使うための参考にしてくださいね。
ナイロンバッグの臭いをスッキリ解消する方法!
丈夫で軽量なナイロンバッグは、普段のお買い物や外出にとても重宝します。
けれども、ナイロン特有のにおいが気になることがあるかもしれません。
とくに、新しく購入したばかりのナイロンバッグは、独特の臭いが残っていることが多いです。
嫌なにおいを感じたときに試してみたい、簡単な消臭方法がいくつかあります。
次の方法で、自宅でも簡単に実践してみてくださいね。
方法 | 手順 | 特徴 |
---|---|---|
重曹を使った消臭方法 | ビニール袋にナイロンバッグと重曹を入れ、数日間放置。取り出した後、重曹を払い落とす | 重曹はアルカリ性で臭いの元を中和。長時間放置するとより効果的 |
洗浄できる場合、重曹と食器用洗剤を混ぜた液体に浸け置き、その後洗い流して乾かす | 頑固な臭いをさらに落とせる | |
消臭用炭を使用する方法 | バッグの中身を出してから消臭用炭を入れる | 時間をかけて臭いを吸着 |
専用の消臭炭を使用(バーベキュー用などは使用不可) | 炭の粉がバッグを汚すことがないように注意 | |
天日干しと風通し | バッグを短時間日光に当て、その後風通しの良い場所で干す | 臭いがつくのを予防する効果が期待できる |
サシェの利用 | 不織布に重曹を詰め小袋に入れてバッグに常備。香り付きサシェに変更も可 | 軽い臭い対策や香りづけにもなる |
ナイロンバッグの特徴と臭いの原因について
ナイロン素材は石油を原料とする化学繊維で作られており、軽くて丈夫でとても使い勝手が良いのが特徴です。
しかし、この石油由来の成分が、ナイロン製品が特有の臭いを発する原因にもなっています。
製造工程で臭いが軽減される場合もありますが、完全に取り除かれることはないようです。
また、ナイロンは表面が滑らかで水をはじく性質があり、日常の汚れや臭いが付着すると落としにくい傾向があります。
そのため、定期的にお手入れすることで、臭いの発生を抑えることが重要です。
こうしたナイロンの特徴を知っておくと、日頃の消臭対策やバッグのメンテナンスに役立てることができます。
ナイロンバッグの臭いの原因となる汚れとは?
ナイロンバッグは、毎日使っていると少しずつ汚れが蓄積していくため、これが臭いの元になることがあります。
たとえば、バッグに食べ物を入れることがあると、食べ物の油分や手から移る皮脂がバッグにつきやすいのです。
油分や皮脂は酸性で、これがバッグの素材に残ることで、やがて臭いを発生させる原因となります。
お買い物の際や普段の手持ちなど、何気ない日常の動作が汚れの原因になることもあります。
こうした酸性の汚れにはアルカリ性のアイテムが効果的です。
手軽に使える重曹は特におすすめで、汚れの中和によって消臭効果を期待できます。
まとめ
ナイロンバッグの消臭には、重曹が非常に効果的です。
臭いの多くは酸性の成分によって引き起こされているため、アルカリ性である重曹が臭いを中和してくれるのです。
また、ほかにも以下の方法で消臭が可能です。
- 消臭用の炭をバッグに入れて臭いを吸着させる
- 天日干しや風通しの良い場所での干し方で日々の予防を行う
さらに、バッグの洗浄が難しい場合は、サシェを活用してみるのもおすすめです。
重曹入りの手作りサシェや香り付きのサシェを使うと、手軽に消臭と好みの香りをプラスできます。
お気に入りのナイロンバッグを、ぜひ長く快適に使ってくださいね。